建築家展

それぞれの建築には、個別の『課題』が存在します。『個別の課題』に対する『個別の解答』を見つけ出すために、施主とともに考え続け、共通のコンセプトを作り上げて行きたいと考えています。そのような意味で、家づくりは施主との協働作業だと思っています。

「場所づくり」住まい手の暮らしが主役の場所づくりを目指します。「地域から地球へ」気候風土、街並み、コミュニティなど地域特性との調和を大切にします。地球環境に対しも責任ある設計を心がけます。「コミュニケーティブデザイン」お客様との対話が新たなニーズの発見や住まいへの愛着を育む設計プロセスを心がけます

唯一無二な敷地条件に対して、その環境を読み解く事は必須ですが、それ以上に施主とのディスカッションの場を大切にし、そのプロセスの中から導き出されるプログラムを素直にカタチにして行く事を第一に心掛けています。

家作りに対するたくさんの想いをお施主様と対峙しながらひとつづつひも解き、みんなの気持ちのこもった家を造っていきたいです。また時の流れに耐えられる物を造らなければならないと考えています。

「住む人」の視点・感覚から「住まい」を考え、「住む人」の営みによって生活の「場」が豊かな空間となるように、そして気候や風土、環境を生かし、永く住み続けられる「住まい」をつくりたいと思います。

地域の特性を凝視し、お客様の資産価値を高めるデザインを提供していきたいと考えています。お客様の要望を的確に捉え五感で感じる空間づくりを目指しております。固定概念に囚われない新しいカタチを一緒に創り上げられれば幸せに思います。

住まい方について掘り下げ、クライアントと共に考えることで、クライアントの想いや夢を少しでも広げたり、新しい価値観を再発見していただくお手伝いをしています。その対話の中から、言葉に出来ない微妙なニュアンスをも汲み取り、その土地の特性に合わせた、大らかで豊かな空気感をまとった住まいを御提案しています。

住まいとは生きていく為の大事な拠点だと考えます。住みずらく使い勝手の悪い間取りや、性能の低い建物は生活リズムを崩す原因となります。それぞれの生き方、生活の仕方、考えがございます。それらをしっかりくみ取り間取りに反映し一緒に建物を造る事でより良い建物ができると考えております。